ディジタル衛星通信用QPSK復調器の検討
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概要
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衛星通信において、数10Mbpsで動作するQPSK復調器の低コスト化が求められる。そのため、キャリア再生においては三角関数演算を用いず、位相回転用の複素係数を複素数演算により得た誤差により修正する。これによりハードウェア削減を図る。クロック再生においては、サンプル値とシンボル値との相関を計算することによりシンボルレートのサンプリングでタイミングずれを検出する。これにより回路の動作速度の低減を図る。このような方法を用いてLSIを開発し、小型低消費電力でかつ誤り率の固定劣化が0.3〜0.5dBと優れた特性を達成した。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1995-11-27
著者
-
塩見 智則
松下電器産業(株)AVC商品開発研究所
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森 仁
松下電器産業株式会社マルチメディア開発センター
-
森 仁
松下電器産業(株)
-
田中 宏一郎
松下電器産業(株)デジタルネットワーク開発センター
-
田中 宏一郎
松下電器産業株式会社 マルチメディア開発センター
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