アダプティブアレーアンテナとMLSEの結合処理によるマルチパス分離・合成法に関する一検討
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概要
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本稿では、アダプティブアレーアンテナとMLSEの結合処理により複数希望波を分離合成する方法について検討している。提案方式は、アダプティブアレーアンテナで遅延時間の異なる複数波の合成信号を希望波として取り込んでMLSEで合成し、アレー出力を入力としてMLSEが生成するレプリカをアダプティブアレーアンテナ制御用参照信号として不要波を抑圧するよう動作する。そのため、提案方式は、従来方式に比較して到来波間の遅延時間差が長く、到来波間の角度の狭い複数の信号が存在する場合においてもBER特性を改善できることが明らかとなった。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1995-11-27
著者
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