ミリ波広帯域無線アクセスネットワーク構内系試作システム
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概要
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ミリ波帯における通信システムの実用化に向けて、ミリ波広帯域無線アクセスネットワーク(BRAIN)というシステムコンセプトが最近検討されてきた.BRAINシステムは, 38GHz帯や60GHz帯などの豊かなミリ波帯を利用し、屋内では超高速無線LAN, 屋外では加入者無線やFTTCのラストホップの形態で広帯域無線アクセスサービスの提供を目標としている.通信総合研究所では, まずBRAINの構内系システムに着手し, アクセスポイント1台および音声・データ・動画像情報源に接続している通信端末6台から構成される試作システムを開発した.本稿では, このBRAIN構内系試作システムの設計, 構成, 実装について説明を行い, 今後予定している無線ATMによる本格的なマルチメディア情報伝送の実験計画について述べる.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1998-02-20
著者
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