光導波路における光波伝搬への多重格子法の適用
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概要
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本報告では, 数値流体力学等の分野で用いられている多重格子法を光導波路における光波の伝搬問題に適用している。本手法は, 緩和法の収束速度の高速化を行う手法の1つである。電磁界成分には様々な周波数成分が含まれている。高周波成分は形状の局所的な影響が含まれており, 一方, 低周波成分は大局的なものが含まれている。このことに着目して, 離散化された方程式を各々の格子間隔に応じて誤差を減衰させる方法が多重格子法である。数値例として線形および非線形方向性結合器を取り扱い, 多重格子法における段数や反復回数の影響について検討している。
- 2002-01-18
著者
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