色素会合体光記録における波長多重度の可能性検討
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概要
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光記録メディアの高密度記録の1方式として、波長多重光記録方式が提案されている。従来の媒体面内に空間的に記録する方式に加えて、さらに波長領域に多重度を拡大し、1つの記録スポットに高密度に記録が可能になる。本報告では、3種類のJ会合体形成色素をLB法によって多層薄膜形成して光記録特性を評価し、実験的に波長多重度の可能性を検討した。その結果、波長領域100nmの範囲に約50nm間隔で吸収極大を有する色素を選択し、対応する記録波長のレーザ光を照射することでそれぞれ独立に吸光度変化を生じさせることができることが実験的に示された。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1997-09-26
著者
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鈴木 正明
松下電器産業株式会社 先端技術研究所
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鈴木 正明
松下電器産業株式会社先端技術研究所ナノテクノロジー研究所
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鈴木 正明
松下電器産業
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橋田 卓
松下電器産業株式会社先端技術研究所ナノテクノロジー研究所
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