日本語アクセントの言語学的、聴覚的、物理的性質
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概要
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母音エネルギー重心点におけるピッチ周波数(点ピッチ)に着目すると、単語音声の言語学的アクセントパタンと物理的ピッチパタン(点ピッチパタン)との間に単純な対応関係がある事が分かる。点ピッチパタンを、直線などの単純な関数で接続して得られるピッチパタンで単語を合成すると、生のピッチパタンで合成した単語と同じアクセント感が得られる。また、「単語のリズム感は母音エネルギーの重心点の時間間隔で与えられる」、「人は本来等しいモーラ間隔で発音しようとしている」、「結果として現れる時間間隔は、単語を構成する音韻系列を発音しようとするときの物理的制約の強弱で決まる」と仮定すると、リズム法則が簡単に説明できる。
- 2002-03-21
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