逐次適応予測による音声の符号化
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概要
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音声の「低ビット高音質デジタル符号化」を目的に、逐次適応予測の原理の応用を試みた。基本原理は、システム同定理論におけるKalman予測フィルタの音声符号化への適用である。実験的な検討の結果、非線形適応符号化を行うことによって、16kbpsで、平均SNR30dB以上を確保することができた。この方は式では、予測の残差信号波形のみを量子化して伝送すればよく、原理的には処理の時間遅れもない。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1994-02-17
著者
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