遺伝的アルゴリズムを用いた多目的最適化の検討(<特集>プロセス・デバイス・回路シミュレーション及び一般)
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概要
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複数の目的関数を同時に最適化する解の探索手法として,遺伝的アルゴリズムでの親遺伝子選択方法と子の合成方法を工夫した計算方法を提案する。トレードオフの関係にあるK個の目的関数f_i(p)(i=1,2,...K)が与えられた場合,Kから2個選ぶ全組合わせに対応させi番目の適合値とj番目(i,j⊂1,2,...K)の適合値を用いて両親を選び,bit型GAで2つの子遺伝子を生成,実数型GAの方法で1つの子遺伝子を生成する。これら3遺伝子中の優れた2遺伝子を採用する方法で子の遺伝子集合を構成する。こうする事でパラメータ空間での解候補がパラメータ空間中に適切に分布する形で生成出来る。例としてゲート長0.1um nMOSFETのVtとI_<d0>を同時に最適化する問題を解いた結果,妥当な解候補が得られることを確認した。
- 2002-09-24
著者
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