MDFジャンパ線布設機能自動化の検討
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概要
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MDFにおけるジャンパ作業の効率化・自動化の要求は大きく、この課題に対して種々のアプローチがなされている。その一つとして、既設MDFをそのまま利用し、保守者が行なっているジャンパ作業自体を自動化するジャンパリングロボット方式を提案している。これは、ジャンパ線の受け渡し、接続、撤去等の機構を有し、それが垂直・水平に走行するロボットを既設MDFの両側に配備してMDFジャンパ作業の自動化を実現するものである。本稿では、ジャンパリングロボット実現のキーとなるジャンパ線受け渡し機能の自動化に焦点をしぼり、その設計条件、及び具体的構成を明らかにし、試作機による受け渡し動作の評価結果について報告する。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1993-09-06