Cu-WC接触子のアーク生成物についての一考察
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概要
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Cu-WC接触子から真空アーク放電によって放出される各成分の挙動を調べるため、接触子ホルダー上に形成される堆積膜を分析した。分析には、EPMA, XRD, AESおよびXPS等の表面分析手法を用いた。その結果、堆積膜は陰極側と陽極側とで異なり、陰極側はCu-richで、WCとフリーカーボンも含まれ、一方陽極側はW-richで、W, WCおよびCuで構成されていることがわかった。これらの分析結果を基に、堆積膜の形成過程について検討した。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1996-05-17
著者
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山本 敦史
(株)東芝 電力・社会システム技術開発センター 電機応用システム開発部
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草野 貴史
(株)東芝 電力・社会システム技術開発センター 電機応用システム開発部
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奥富 功
(株)東芝 電力・社会システム技術開発センター 電機応用システム開発部
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草野 貴史
(株)東芝
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関 経世
東芝
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関 経世
(株)東芝情報社会システム社府中工場スイッチギヤ部
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