平衡伝送用高密度コネクタ
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概要
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近年のパーソナルコンピュータやそのネッ卜ワークの発達に伴い、各システムはその信号速度を更に高速にすることを求められている。1Gbit/秒以上のデータ伝送速度を達成するために、従来広く用いられてきた不平衡伝送ではなく、ノイズに強い平衡伝送へと移行する傾向が見られる。例えば、IEEE802では現在この最新技術を標準化するために、1.026Gbitイーサネット規格の検討を行っている。この高速伝送を可能にするための新しい概念のコネクタシステムが、同軸、光ファイバ等を用いずに、平衡伝送信号用にストリップライン構造を応用し開発された。本論文では、この新しく開発されたコネクタシステムとその関連アセンブリ方法を報告する。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1997-10-17