遺伝的プログラミングを用いたフロー型ジョブの多目的最適化の一手法
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概要
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本報告では, 遺伝的プログラミングの方法に基づいて, ワークフローなどフロー型ジョブにおける待ち時間やコスト, 信頼性などの多目的評価関数を最適化する一手法を提案する。この方法においては, ワークフローを表現する構造を遺伝的操作における個体(ストリング)により代表させ, 個体に対する交叉処理, 突然変異処理を実行することにより, 自動的に多目的最適化を達成していることに特徴がある。ワークフロー最適化の評価関数には, ワークフローの処理コトスと処理時間のほかに, 処理の信頼性を取り入れている。遺伝的プログラミングをワークフローの多目的最適化に使用した結果, 複雑なケースにおいても, 約600世代の遺伝的操作により最適解を得ることができ, 効率的な方法であることが示される。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2001-01-26
著者
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