非線形光共振器におけるモード間遷移の間欠性について
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概要
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有効遅延の大きな非線形光共振器には非常に多くの多重安定モードが存在し、励起パラメータの増加とともにそれぞれが分岐を繰り返してカオスに至る。カオスによるこの多重安定モード間の遷移現象を、振動波形のピーク値とコードの時系列データを解析することにより、その性質を調べる。時系列データから計算されたFloquet行列とモード滞在時間の分布は、このモード間遷移がタイプIIIに近い間欠性を示すことを示唆している。
- 1997-03-13
著者
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