はしご状に結合した発振器にみられる同期現象
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概要
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本研究ではインダクタを共有したはしご状発振器に見られる同期現象について報告する。Nが偶数の場合、端の発振器を基準にその同期状態を示すとAA^^-A^^-AAA^^-A^^-AAA^^-A^^-…となることを確認した。(A^^-はAの逆相を表す)これらの現象を回路実験、数値計算において確認し平均法を用いて理論的に解析した。また、N=3,6においてASA^^-,ASA^^-AA^^-SAとなる同期現象を回路実験、数値計算において確認した。(Sは発振停止状態を表す)
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1997-05-23
著者
-
西尾 芳文
徳島大学 工学部 電気電子工学科
-
牛田 明夫
徳島大学 工学部 電気電子工学科
-
瀬涛 喜信
徳島大学工学部電気電子工学科
-
瀬濤 喜信
徳島大学 工学部 電気電子工学科
-
稲見 安顕
徳島大学 工学部 電気電子工学科
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