技術試験衛星VII型(ETS-VII)の開発
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概要
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技術試験衛星VII型(ETS-VII)は、宇宙ステーション等への物資の補給や軌道上における宇宙機の組立、修理といった将来の自在な宇宙活動に不可欠なランデブ・ドッキング、宇宙ロボット技術の軌道上実験を目的とする。また、ランデブ・ドッキング運用やロボットの遠隔操作等の新しい運用形態に対応するための総合データシステムの評価もETS-VIIの重要なミッションである。ETS-VIIは、チェイサ及びターゲットと呼ばれる2つの衛星から構成され、1997年にH-IIロケットにより打上げられ、高度約550km、傾斜角約35゜の円軌道において、約1.5年の実験運用を行う予定である。ETS-VIIの開発は、現在詳細設計とEMの製作試験段階にある。
- 1994-12-16
著者
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