大型メッシュアンテナ鏡面形状制御用計測システムの検討
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概要
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直径10m級の大型アンテナに対する鏡面制御系を構成するために不可欠な形状計測センサについて検討した。ある地点から計測点までの距離と角度から三次元位置を高精度に自動計測するセンサの実現を目指し、光パルス型と強度変調型の距離計測系ならびに画像処理を用いた角度計測系について試作し精度評価を行なった。光パルス型については1mm程度の反射シールをターゲットとして、10m遠方を0.4mm(RMS)の精度が得られた。強度変調型についても光パルス型と同等の精度が得られた。また、画像処理による角度計測の高精度化を図るため、撮像領域を狭めて角度分解能を向上させることで8秒(10m遠方の位置誤差に換算して0.4mm)の精度が得られた。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1994-08-25
著者
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