測地成果2000
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概要
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地球上での位置(緯度、経度、高さ)を表すための測量・地図の基準である「測地系」は、歴史的に国ごとに独立に定められてきた。一方、近年、人工衛星等から得られるデータに基づいて、世界共通に適用できる「世界測地系」が構築されてきている。GPS測位による座標も世界測地系に準拠しており、GPS測位の精度が高くなると我が国独自の測地系である「日本測地系」との不整合が問題となる。このため、国土地理院においては、世界測地系に準拠した我が国の新しい測地系の実現として「測地成果2000」の構築を進めている。本講演では、その概要について報告する。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1999-02-19
著者
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