次世代航行通信衛星システムに関する一考察
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概要
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航行衛星システムであるGPSの利用が広く普及し、GPS受信機が組み込まれた身近な装置を通じて、多くの人がその便利さを実感している。現在、この便利さの根元を総てGPSに依存しているが、衛星航法が社会の基盤になろうとしている状況下で、次世代の航行衛星システムをGPSに限定されず広く検討する機運に成っている。そこで、次世代のシステム構築に資するものとして、大きな傾斜角を有する静止高度の衛星から成る航行通信衛星システムの検討内容を述べた。欧州でも次世代向けとして同じ傾向を持つ衛星システムが検討されているので紹介した。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1996-11-29