ADEOS-II/GLIデータを用いた陸域環境モニタリング(<特集>宇宙応用シンポジウム : ADEOS-II)
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概要
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陸上植生は大気圏や地圏に炭素を受け渡しする重要な役割を担っていることから、全球レベルでのモニタリングによる植物生産量の把握が重要視されてきている。宇宙開発事業団(現・日本宇宙航空研究開発機構;JAXA)は、2002年12月14日H-IIAロケットにより、環境観測技術衛星(ADEOS-II)の打ち上げに成功した。2003年10月31日に公式にADEOS-II運用を断念したが、GLIセンサにより2003年4月から10月までの北半球における植生変動のデータを取得することが出来ている。この取得されたデータはGLIの植生モニタリングにおけるポテンシャルの確認および将来型センサの立案にも寄与する。本論文ではGLIにより取得されたデータの高次処理アルゴリズムと陸域プロプクトの初期的な評価を示す。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2004-06-18
著者
-
山本 浩万
Jaxa
-
橋本 俊昭
EORC
-
関 三恵子
JAXA
-
湯田 直樹
EORC
-
見冨 恭
RESTEC
-
吉岡 博貴
RESTEC
-
本多 嘉明
RESTEC
-
五十嵐 保
名城大学都市情報学部
-
本多 嘉明
千葉大学環境リモートセンシング研究センター
-
五十嵐 保
財団法人リモートセンシング技術センター
-
本多 嘉明
横浜国立大学
-
五十嵐 保
宇宙航空研究開発機構 地球観測研究センター
-
五十嵐 保
宇宙開発事業団地球観測利用研究センター
-
橋本 俊昭
宇宙航空研究開発機構地球観測研究センター
-
関 三恵子
Restec
-
橋本 俊昭
Jaxa/eorc
-
吉岡 博貴
名城大学都市情報学部
-
湯田 直樹
Restec
-
山本 浩万
JAXA/EORC
-
五十嵐 保
JAXA/EORC
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