実効的高速撮像を目的としたファンビームマイクロ波CTの改良
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概要
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我々はこれまでに高速撮像を目的とするファンビーム方式マイクロ波CTを開発した。しかし実際の生体計測では更なる実効的な撮像時間の短縮が望まれる。本研究ではアンテナ配置を再検討し、送受信アンテナ間の距離が一定となるようなアレイアンテナの設計, 試作を行った。この装置では時間領域でのデータ記録により測定時間の大幅な短縮が可能である。設計には損失媒質中での線状アンテナの解析が可能なRichmondのコードを使用した。また、FD-TD法による数値解析で得られた理想的再構成画像と実測結果を比較し, 当該スキャナの有効性を確認した。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2001-09-28
著者
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