ファンビーム型スキャナにおけるアンテナ素子の最適配置
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概要
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ファンビーム型チャープパルスマイクロ波CTは、高速撮像が可能なマイクロ波イメージング法の一つである。このCTで受信アンテナを構成するダイポールアンテナの最適素子配置を含むスキャナの最適配置を決定するため、「余効関数法」を用い、スーパーコンピュータにより画像再構成シミュレーションを行った。視野200mmを一定とし、送受信アンテナ間の距離が最短で、アンテナ素子間の距離が相互結合の影響が無視できる最短の距離でアレイ化された受信アンテナを想定した。得られたプロジェクションのスペクトル分析と分解能で決まる最小サンプリング数を基準として、最小のオーバーサンプリング量とファンビームで生じる特異なアーチファクトを考慮、最適となるサンプリング条件を求めた。このサンプリング条件のもとで空間分解能評価を行った。
- 2002-12-06
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