ウグイ網膜水平細胞応答の絶対時間遅れについて
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概要
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ウグイin vivo網膜におけるL型およびRG型水平細胞について、応答の絶対時間遅れ並びに、フリッカー光に対する周波数応答特性を測定した。L型水平細胞応答の絶対時間遅れは刺激光波長に依存せず約11msecであった。一方、RG型水平細胞では、過分極応答の絶対時間遅れが約11msecであるのに対し、脱分極応答の絶対時間遅れは19msecであった。この脱分極応答の遅れは、L型水平細胞を経由しての帰還ループの遅れと解釈された。周波数答応(ゲイン)特性は、L型水平細胞およびRG型水平細胞共にカットオフ周波数約14Hzのローパス型とみなせた。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1993-05-28
著者
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