顕微蛍光測光法による生体組織老化の検出
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
生物試料の分子レベルの情報を得る方法としてナノ秒蛍光法がある. 我々は以前, 老化にともなうヒト歯牙の蛍光特性が変化することを確認した. この原因として蛍光性老化コラーゲンが考えられる. この物質は歯や血管といった組織に多く含まれている. 今回我々は老化マウスを用い, 血管についても老化による蛍光特性の変化が確認できるか検討した. 時間分解測定にはフォトンカウンティング法を採用した. 結果, マウス血管についてもヒト歯牙と同様に老化にともなう蛍光特性変化がみられた.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1997-07-26
著者
関連論文
- P-18 一過性脳虚血後の海馬神経細胞障害に対するHMG-CoA還元酵素阻害薬(pitavastatin)の作用(1.薬物療法(基礎と臨床),"薬剤師がつくる薬物治療"-薬・薬・学の連携-)
- 単一細胞を利用したマイクロセンサの研究
- 顕微蛍光測光法による生体組織老化の検出
- 発光ダイオードを用いた超高速紫外線パルス光源の開発と応用
- 光による古代歯の年齢推定