脳における統合機能の破綻と修復 : 40〜60Hz皮膚電気刺激の効果
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概要
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ストレスによる心の病が増加しつつある。しかし、その発症機序は充分には解明されていないし、治療法も確立されてはいない。本稿において、筆者は非線形理論を援用し、ストレス障害の病態の解明に努めるとともに、行動療法(曝露反応阻止法:ERP)と40〜60Hz皮膚電気刺激を組み合わせた新しい治療法を考案した。この治療法では、40〜60Hzの刺激が脳の統合機能を活性化するため、不安のエネルギーは統合機能を介して、より積極的に処理されることになる。その結果、自己崩壊の危機を招くことなく容易にERPを継続することができる。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2003-07-05
著者
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