光ループによる光子数スクイーズド光発生法と応用
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概要
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半導体光増幅器の利得飽和の作用に基づいたレーザの光子数揺らぎ抑圧法について論じた.半値全幅50GHzのバンドパスフィルタを含む光ループを用い、±1GHz程度に渡って連続的に分布するモードの寄与によりレーザ場の光子数の不確定性を減少できることを明らかにした。低減された不確定性は,コヒーレント状態の光子数揺らぎと同程度であった.バンドパスフィルタの透過中心波長制御により、完全連続な波長可変多モードレーザを実現した.2.5Gbpsで行ったデータ転送試験ではフロアのない誤り率対受信パワー特性を得、上記レーザが長距離伝送システムに適用可能な光源であることを実証した.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1999-10-21
著者
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