低音再生用スピーカの小型化
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概要
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過去に於いてスピーカによる低音再生のための様々な試みがなされてきた. しかし, 低音再生帯域を拡大することは, 形状の大型化を伴い, 小型スピーカシステムに適用した場合, 十分な性能を得ることが困難であった. 大口径スピーカと同等の低音再生能力得るためには, 体積速度を同等にすることであるが, 小型化に於ける最大の問題点は振幅動作が理想的に行われていないことである. これを実現するために, エッジレス構造及び駆動部の構造を新たに開発することで, ±15mm以上の振幅を得, 15cm口径でありなから25cm口径並の100dB(50Hz)の音圧を可能とした.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1996-10-24
著者
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柳川 博文
パイオニア
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柳川 博文
パイオニア(株)研究開発本部総合研究所音響システム研究部
-
張 子青
パイオニア(株)研究開発本部総合研究所音響システム研究部
-
山本 順子
パイオニア(株)研究開発本部総合研究所音響システム研究部
-
熊田 訓
パイオニア(株)研究開発本部総合研究所音響システム研究部
-
小谷野 進司
パイオニア(株)研究開発本部総合研究所音響システム研究部
-
小谷野 進司
パイオニア
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