CDの音質数値化 : 光ディスクの新たな音質解析手法
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概要
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CD(コンパクト・ディスク)の音質がマスターテープ(原音)との比較において異なることが数年前から囁かれる様になり、聴取者、特にレコード会社やレコーディングエンジニアの間では「CDの音はマスターテープ(原音)より良くない」ことは通説となるに至っている。デジタル間で本来の音を聴感上忠実に再現していないことを表すこの音の違いは、これまでは音質表現語による判定方法が一般的であり、音質を数値で示すものではなく、また従来の周波数特性では音質の差がないことが問題であった。この微妙な音の差を聴感の尺度である心理音響パラメータによって数値化する評価法を、CDに代表される光ディスクの新たな音質評価法として報告する。
- 2002-06-21
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