プリディテクション方式SSを用いた微弱電波による無線自動検針システムの開発
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概要
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東京ガス株式会社では電話線を利用したガスメータの自動検針システム(遠隔検針とセキュリティー監視)の導入を進めており、現在その普及件数は15万件を突破するに至った。この自動検針システムをさらに普及していくための課題の一つとして、配線工事の効率化とそのコストダウンが挙げられる。この課題に対する有望な解決策として技術開発を進めているのが、自動検針用無線通信端末である。コストやバッテリーによる10年間駆動等の厳しい要求スペックを法制度上の制約のもとで実現するため、プレディテクション方式SSを用いた微弱電波による自動検針用無線通信端末の開発を行った。本レポートでは、この自動検針用無線通信端末の開発に関し、その方式を採用した背景、試作品の仕様、性能について述べる。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1994-06-23
著者
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小林 賢知
東京ガス(株)商品技術開発部制御応用開発センター
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坂井 克己
立山科学工業
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鈴木 守
東京ガス 商品技術開発部
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吉田 一雄
立山科学工業
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池谷 薫
立山科学工業
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山岸 要
日電通信工業
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小林 賢知
東京ガス・商品技術開発部
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小林 賢知
東京ガス
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鈴木 守
東京ガス
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