自己組織化写像による画像修復に関する検討
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
本研究では,画像修復のための自己組織化写像アルゴリズムを提案する.自己組織化写像はこれまで荷重ベクトルの順序付けや収束に関して,議論がなされてきた.自己組織化のそれ以外の手法として,画像修復の新たなアルゴリズムを提案する.本手法は,各画素に対し一つの素子が対応する写像を形成する.入力として画素値を用い,画像推定は自己組織化によって行なわれる.そのために,入力値と推定画素との間の差に応じたしきい値をもつ更新関数を導入する.この関数により,ノイズを含む入力に過敏に反応しなくなる.また,近傍の設定により周囲の画素に影響を受け,原画像の推定が適切に推進する.次に,しきい値の初期値及び近傍の初期値を変化させ精度に及ぼす影響を調べる.数値計算により,品質の面で有効であることを示す.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2002-12-10
著者
関連論文
- 部分空間の等入力に基づく生成的競合学習
- ベクトル量子化のための自己組織化ニューラルガスネットワーク(SOMとその応用)
- 方向選択による人工生物のクラスタリングモデル
- 自己組織化写像の並列処理と位相保持
- ファジー推論ルールの削減法に関する考察
- 生成機構を有する自己組織化神経回路網の巡回セールスマン問題への適用
- D-2-23 画像修復のための自己組織化アルゴリズム
- 自己組織化写像による画像修復に関する検討(画像符号化・通信・ストリーム技術および一般)
- 自己組織化写像による画像修復に関する検討
- 自己組織化写像による画像修復に関する検討
- 自己組織化写像による画像修復に関する検討
- 神経回路網の自己組織化に関する研究