次元拡大高速アルゴリズムを適用したマルチビーム干渉補償
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概要
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本報告ではマルチパスフェージングチャネルにおけるマルチユーザ環境での高品質通信を実現する手段としてマルチビーム干渉補償器を提案している.さらに、このマルチビーム干渉補償器においてRLS(Recursive Least Squares)アルゴリズムと同様の高速収束特性を実現するマルチビーム次元拡大高速アルゴリズムを提案している.マルチビーム次元拡大高速アルゴリズムは一系統のゲインベクトルを更新していくだけで, 全てのビームのゲインベクトルを生成することができるため、著しい演算量低減効果がある。本提案の干渉補償器は, ほぼ理論上解の収束特性を達成しており、フラットレイリーフェジングチャネルでも2波レイリーフェージングチャネルでも、シングルビームに比較して約6dBの利得があることを計算機シミュレーションにより検証している。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2001-01-11
著者
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