ループフィルタに連続時間回路を用いたオーバサンプリングA-D変換器の特性改善法
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概要
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オーバサンプリングA-D変換器のループフィルタを, 従来よく用いられた離散時間回路で構成すると動作速度に制限が生じる.そこでループフィルタに高速動作可能な連続時間回路を用いるA-D変換器が増えてきた.しかしながら, ループフィルタを連続時間回路で構成すると, 信号帯域近傍でノイズシェーピング特性が劣化したり, ノイズフロアが生じることによりA-D変換器の性能が劣化してしまう.本研究では, ループフィルタに連続時間回路を用いた場合に生じるA-D変換器の性能劣化の原因の一つとして, フィードバック回路で混入する雑音の影響を示し, その改善方法について検討する.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2000-03-16
著者
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平野 智
名古屋工業大学工学部電気電子工学科
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早原 悦朗
名古屋工業大学
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早原 悦朗
中部大学工学部情報工学科
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早原 悦朗
中部大学
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佐藤 聖人
名古屋工業大学 電気情報工学科
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平野 智
名古屋工業大学
-
佐藤 聖人
名古屋工業大学
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