電流帰還型増幅器(CFA)を用いた多端子対ジャイレータの一構成

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概要

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本論文では、CFAを用いた新しい2端子対インピーダンス変換器を提案する。提案する2端子対インピーダンス変換器の内、特にジャイレータ回路を取り上げ、非接地型インダクタンスLの実現について検討している。また提案する2端子対ジャイレータを拡張したn端子対の多端子対ジャイレータ回路を実現している。このとき、n=3とした3端子対ジャイレータを用いてLを実現して2次フィルタへ適用し、回路解析ソフトのPSpiceによりその動作を確認している。また、構成するCFAの非理想的な入出力特性(電圧、電流トラッキングエラー)に対する伝達特性への影響についても検討している。
社団法人電子情報通信学会の論文
1999-06-11

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