日本語テキストの統計的構造化について
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概要
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本稿では日本語談話構造の自動抽出に向けて,新しい手法を提案する。本手法は,談話を「セグメント」と呼ばれるテキスト単位に分割し,その間の結束度に基づいて談話構造を計量的に捉えようというものである。手法の有効性を確かめるため,日本経済新聞の社説約1カ月分を用い実際に評価実験を行った。その結果,70〜80パーセント程度の精度があることが確認された。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1994-03-22
著者
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