コンジョイント分析法に基づくサービス選好構造分析法の検討
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概要
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消費者,顧客の商品やサービスに対する選好構造を把握する手法として知られているコンジョイント分析法を取り上げ,それをデータ通信サービス,ボイスメールサービス選好順位データに適用し,サービスのもつ効用分析法としての有効性について検討した.データ通信サービスでは,6種類の属性を組み合わせた16種類のサービスに関する選好順位データに対して,単調回帰原理に基づく方法と選好度-効用不一致度に基づく方法との比較,定量的変数と質的変数混在時の分析法を中心に検討した.ボイスメールサービスでは,5種類の属性を組み合わせた8種類のサービスに関する選好順位データに対して,属性の定性的優位性を考慮し,線形制約付き最小化問題として分析し,既存のコンジョイント分析法の欠点を改善する新しい尺度の提案を行った.回答全体を同時に評価する総合指標についても提案し,その有効性を確認した.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1994-09-25
著者
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