静的および動的構造化としてのオブジェクト・メディアモデル
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概要
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ソフトウェアは設計時や運用時において,必然的に構造の変化を求められる.オブジェクト指向パラダイムは現在広く用いられている開発手法であり,カプセル化(情報隠蔽),ポリモーフィズム,継承という3つの特徴を持つオブジェクトと呼ばれる概念によってソフトウェアを構成する.カプセル化は,ソフトウェアの保守性に貢献する一方で,ソフトウェアの構造の変化を難しくすることがある.本稿では,カプセル化の利点を損なわずに,ソフトウェアの構造の柔軟な変更を可能にするための新しい手法であるオブジェクトとメディアによる構造化のアプローチを提案し,いくつかの従来の構造化手法と比較を行う.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2002-02-26
著者
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