制約論理の実用システムへの応用 : 乗務員交番作成システム(CLARS)
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概要
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現実の計画問題を解くためには条件の追加や変更、これに伴う既存解からの再計画などが要求される。手続き的なアルゴリズムによる解法では克服困難なこれらの要求に対し、論理プログラミングでの宣言的な記述による定式化が非常に有効である。しかし宣言的な言語(例えばProlog)は解空間の全数探索をベースにしているため規模の大きな組合せ問題には適用できなかったが、制約論理は、制約充足理論、および並列処理によって解空間を効率的に縮小して制約解消を行うことにより、複雑な制約を持った実用規模の問題を効率的に解くことができる。本稿では制約論理プログラミングの有効性と特徴および乗務員交番作成システム(CLARS)の開発への適用事例を述べる。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1996-10-01
著者
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