時空間画像の最適断面画像を用いた流れ情報解析について
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概要
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監視カメラ等で得られる連続画像から時空間画像を作成し、これを切断する複数の平面の中から画像中の物体の移動状況をもっともよく表している平面を選ぶことを繰り返して、ひとつのねじれた面を構成する。このねじれた面をもとに物体の移動の状況を観測するようにすれば、連続画像のそれぞれを詳細に処理する必要はない。また、物体の移動頻度が低くても移動状況の把握が可能になる。本稿では、この、ねじれた面上に現れる移動物体の軌跡の解析方法を検討し、画像全体の概略の流れ情報を扱う方法について述べる。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1996-09-13