与えられたリジェクト条件を実現するためのリジェクト判別方式
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概要
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文字認識技術が多様な分野に利用されてきている今日、文字認識部も利用分野に適した信頼性の確保が強く求められている。たとえば金額を読み込み対象とするような帳票読み取り装置では極めて低い誤読率が、住所辞書により後処理ができる住所読み取り装置においては、低いリジェクト率が要求される。本論文ではこのような適合的な信頼性確保の問題を与えられたリジェクト条件を有するリジェクト判別方式の確立という問題として捉え、統計的文字認識に対して一方式を提案し、その実験結果を述べる。また、本方式が複数の認識方式の組合せ(multi experts system)にも応用できることも考察する。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1997-03-19
著者
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