回帰曲線を利用したエンド・エンド性能パラメータの分布推定法
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概要
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高品質のサービスでかつ安価なIPネットワークに対する需要が年々高まってきており, その実現のためには, ユーザが感じるネットワークの性能, すなわちエンド・エンド性能を効率的に把握する必要がある.これまで, IPネットワークの性能を把握するには, 個々のNEからMIB情報を収集し, それらの情報を元にネットワークの性能を経験的に予想することが多かった.そこで, MIB情報を元にエンド・エンド性能の平均特性を推定する手法の検討を進めてきたが, 分布を推定できるものではなかった.本稿では, その分布の推定をする手法の提案について述べた.また, その適用例として大規模ユーザがインターネットに接続するWAN回線における回線の使用率からping往復遅延の分布を推定することを前提に, これらの実測値に対して提案する手法を適用し, その有効性を示した.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2000-11-15
著者
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