表情認知を利用したうつ状態の早期検出(ヒューマン情報処理及び一般)(ヒューマンコミュニケーショングループ(HCG)大会)

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概要

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ストレスが多いといわれる現代社会ではうつ病が大きな問題になっている.うつ病を早期発見するためには軽度のうつ病,あるいはうつ状態の患者を見つける必要があるが,うつ病の正確な診断には専門医による診断が必要である.これには,時間的問題,専門医の不足などの問題があり,補助的に簡易な自己診断検査が用いられることが多い.しかし,現在用いられている検査では検査対象者が意図的に結果を改ざんすることが容易であるため,うつ状態の対象者を発見できないこともある.そこで我々は,表情認知を利用し,うつ状態を検出するための短時間で簡易に試行可能で,対象者による改善が難しい検査方式を提案する.さらに,利用者拡大による早期発見の増加を狙い,提案手法を携帯電話で行う方法についても検討する.
社団法人電子情報通信学会の論文
2003-03-12

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