SNMP管理トラフィック低減方式
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概要
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TCP/IPをベースとするLANの世界ではSNMPが標準管理プロトコルとなっているが、近年は企業通信網などWANのバックボーンなども含めて、統一的にSNMPで管理したいという要求が高まっている。しかしSNMPを採用するネットワーク管理方式は、SNMPマネージャ(ネットワーク管理装直)から被管理装置への周期的な状態読み出しが中心である。しかもネットワークが大規模広域化し、被管理装置が増大する状況下、即時的な状態管理を行おうとすれば、管理トラフィックは増大する一方である。特に、企業通信ネットワークなどでは低速な専用線を用いる場合もあり、管理トラフィックが帯域を占有してしまうなどの悪影響を及ぼしかねず、問題は深刻である。このたび周期状態読み出しを廃止し、SNMPトラップを使用することによる管理トラフィック低減方式を考案したので報告する。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1996-03-11
著者
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新井 一成
日本電気株式会社データ通信事業部
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立川 元也
Nec
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福岡 昌浩
日本電気株式会社データ通信事業部
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平口 正義
日本電気株式会社データ通信事業部
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立川 元也
日本電気株式会社データ通信事業部
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西 敏通
日本電気株式会社データ通信事業部
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平口 正義
日本電気株式会社
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西 敏通
Nec
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西 敏通
日本電気株式会社
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