時間差適応型話速変換技術の開発
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概要
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高齢者などの聴覚補助を目的とし、リアルタイムで話速を遅くする話速変換技術の研究開発が行われている。一方、時間節約のため2倍速再生の音声を正確かつ自然に聴取する要望がある。しかし、そのままの2倍速再生音では、音程が高く、かつ早口となる。音程を通常に戻したとしても、早すぎて内容の把握が困難である。また全ての音声を通常速度に戻すならば、音声の欠落が発声する。このような矛盾に対して、我々は、2倍速再生で、音声の欠落を極力少なくし、しかも出力音声を通常速度に近づけることのできる時間差適応型話速変換技術を開発した。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1995-03-27
著者
-
田中 浩司
三洋電機株式会社ハイパーメディア研究所
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井上 健生
三洋電機株式会社ハイパーメディア研究所
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西田 秀治
三洋電機株式会社ハイパーメディア研究所
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宮武 正典
三洋電機株式会社ハイパーメディア研究所
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飯田 正幸
三洋電機株式会社ハイパーメディア研究所
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西田 秀治
三洋電機ハイパーメディア研究所
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宮武 正典
三洋電機 ハイパーメディア研究所
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飯田 正幸
三洋電機(株)ハイパーメディア研究所
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飯田 正幸
三洋電機株式会社
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井上 健生
三洋電機株式会社 技術開発本部 デジタルシステム技開センタービジネスユニット
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