B-8-39 データ拡散を行ったOFDM方式における非線形歪みの影響に関する一検討

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概要

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これまで、マルチパスのディップの影響を軽減する方法として、データを周波数領域で拡散するデータ拡散方式を提案し、それにより特性が改善されることを計算機シミュレーションにより示してきた。しかし、実際のシステムを考慮した場合、送信増幅器の飽和特性により、非線形歪みが生じ、それにより特性が劣化することが考えられる。これまで、アダマール変換によりデータ拡散を行ってきたが、この場合ダイナミックレンジが大きくなり、非線形歪みの影響を大きく受けるため特性が劣化していた。そこで、離散コサイン変換を用いることによりダイナミックレンジを小さくし、特性の改善を図った。
社団法人電子情報通信学会の論文
1999-03-08

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