B-6-84 サービス管理システムにおけるインターネットカスタマコントロールのセキュリティ

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概要

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• 高度IN (Intelligent Network)のサービス管理システムSMS (Service Management System)は, サービス仕様情報の管理, SCP (Service Control Point)への情報配備等の業務を行うと共に, サービス条件の変更をカスタマ自身が行うカスタマコントロールを実現するシステムである。これまで, カスタマコントロール機能の提供形態としては, パケット網を介して接続されたカスタマ端末からの操作が検討されてきたが, 端末アプリケーションの改版に伴うコスト削減とアクセスの容易性を高めるため, 端末への静的なアプリケーション配備の代わりに, Webブラウザの使用を前提としたインターネットを介した方法が提案され, WWW (World Wide Web)技術適用のためのSMSソフトウェア構成法の報告もなされている。しかし, インターネットはオープンなネットワークのため, 電文の盗聴や改竄/なりすまし/不正操作といったセキュリティ上の脅威が増加する。このため, インターネットカスタマコントロール機能の提供には, 頑健なセキュリティ対策が必要となる。また, 完全なセキュリティ対策は無いため, セキュリティレベルの低下に際して, セキュリティ機能の迅速な更新が望まれる。本稿では, インターネットカスタマコントロール機能提供時の認証/電文暗号化法と, セキュリティ機能を迅速に追加/更新するためのソフトウェア構造を提案する。

• 社団法人電子情報通信学会の論文
• 1999-03-08

著者

• 青木 敬浩

  NTTネットワークサービスシステム研究所

• 島村 祐一

  NTTネットワークサービスシステム研究所

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