周波数選択性フェージング下での適応チャネル選択方式
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
無線大容量データ通信の実現には, 高速(広帯域)データ通信が必要となる. 移動通信では地物などからの反射により多重伝搬路が形成され, この伝搬路遅延時間差が無視できない場合, 周波数選択性フェージングを生じる. 周波数選択性フェージング下で, 特定の無線チャネルを占有して伝送する場合, 遅延波による符号間干渉(ISI)が生じ, これが信号伝送速度を制限する大きな要因となる. そこで本論文では, 特定のチャネルを占有するのではなく, 割り当てられたチャネルのうち伝送状態の良好なチャネルを適応的に選択して伝送することで, 周波数選択性フェージング下での誤り率特性の改善を図る.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1997-03-06
著者
-
赤岩 芳彦
九州大学
-
Radhakrishna Canchi
九州大学大学院システム情報科学研究科
-
Radhakrishna C.
九州大学
-
松原 仙
九川工業大学 情報工学部
-
Radhakrishna C
九大
-
松原 仙
九州工業大学大学院情報工学研究科
-
牟田 修
九州工業大学
関連論文
- BP-5-1 これからのモバイルマルチメディア : MoMuC研専設立10周年記念(BP-5. これからのモバイルマルチメディア-MoMuC研専設立10周年記念-,パネルセッション,ソサイエティ企画)
- 差動位相偏移変調方式による配電線搬送信号伝送の高速化について
- B-5-40 アンテナ素子間隔を広げた場合のアダプティブアレーアンテナの動作 (3)
- アンテナ間隔を広げた場合のアダプティブアレーアンテナの動作(2)
- アンテナ間隔を広げた場合のアダプティブアレーアンテナの動作
- 配電線搬送方式における電流アンサーバック信号帯域内雑音の除去方法
- Theoretical Analyses of an Integrated Voice and Data Wireless Access System
- 学会費は高いか
- 判定誤差電力によるブランチ切り換え法を用いた送信ダイバーシティと前置等化結合伝送方式
- マルチキャリヤ伝送方式における適応送信電力制御及び適応キャリヤ選択
- マルチキャリヤ伝送方式における適応電力制御
- 周波数選択性フェージング下での適応チャネル選択方式
- MMSE合成によるアダプティブアレーと空間ダイバーシチの等価性 : 素子間隔と加入者容量に関する考察
- MMSE合成によるアダプティブアレーと空間ダイバーシチの等価性 : 素子間隔と加入者容量に関する考察
- MMSE合成によるアダプティブアレーと空間ダイバーシチの等価性 : 素子間隔と加入者容量に関する考察
- 下り制御チャンネルへの基地局アンテナ指向性切り換えおよびスペースダイバーシチの適用
- 同一チャネル干渉下におけるマルチキャリヤ伝送方式のパリティチェックによる判定誤差を用いた誤り訂正