赤外線通信利用移動端末の開発構想
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概要
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近年, モバイルコンピューティングという言葉に象徴されるように, 携帯電話等の移動通信端末と情報機器との融合化が重要視されている. また, 情報機器分野においてはIrDA(Infrared Data Association:赤外線通信の標準化団体)規格の赤外線インタフェースがデファクトスタンダードとなっており, 殆どの情報機器に搭載されている. そこで本報告では, IrDA規格の赤外線通信インタフェース(以下, IR-IF)を, 従来の外部インタフェースに置き換えて採用することで, 情報機器との親和性を持ち且つ小型, 経済化を実現する移動通信端末開発の構想について述べる. 例えば携帯電話における想定する外部インタフェース規定点を図1に示す. パソコン等と直接通信を実現するため, 従来カードで実現されているDATA/FAX機能の携帯電話機への取り込みが必要となる. また, 従来の物理的なコネクタを非接触なIR-lFとすることで, 携帯電話機の小型, 経済化が可能となる.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1997-03-06
著者
-
永田 清人
Ntt移動通信網
-
濱田 克徳
NTT移動通信網株式会社
-
安澤 和哉
NTT移動通信網株式会社
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安澤 和哉
NTT 移動通信網株式会社
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濱田 克徳
NTT 移動通信網株式会社
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永田 清人
NTT 移動通信網株式会社
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