改良型Wheeler法における測定周波数範囲に関する検討
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概要
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改良型Wheeler法に関して,効率測定可能な周波数範囲について,簡単な線路モデルを用いて検討を行うとともに,実測上生じる効率の落ち込みについて,その原因と対策を議論した.導波管と可動短絡板(SS)によって構築されるキャビティが空胴共振を起こす場合に効率の落ち込みが観測されることを明らかにし,その回避法を考案した.さらに,SSに設けられたチョーク構造を改良することによって効率を測定できる周波数範囲を広げることに成功した.従来のWheeler法による結果と比較して,効率の落ち込み等を除けば,ほぼ同一の結果が得られており,改良型Wheeler法による効率測定の妥当性を実験的に検証した.
- 2002-02-14
著者
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