顔ニューロンを用いた個人識別 : 表情変化による影響
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概要
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本研究ではヒトの様々な顔特徴に対して発火するサル大脳のニューロン、「顔ニューロン」の電気生理学的研究成果に着目し、カメラから取り込んだ表情変化を含むヒト顔画像からの個人識別法について検討した。以前、本手法が無表情画像に対して有効な識別方法であることを報告したが、本研究では「笑い」「怒り」「驚き」「悲しみ」の4種の表情変化に対して本手法が受ける影響について調べ、その結果を踏まえ、表情変化に伴う識別率低下への対処法につてい検討した。4表情18人分の顔画像を用いて個人識別実験を行い、その結果、表情変化のある入力画像を含めても、平均91.5%程度の識別率が確保できることを示した。
- 2000-10-12
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