ユーザー人口の偏在を考慮したIMT-2000システムの基地局配置方策について
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
近年の携帯電話の爆発的な普及と利用の多様化に対応するため移動通信システムは著しく変化し,IMT-2000システムではCDMA方式が採用される。本稿では,地域内に偏在する移動通信ユーザーの分布を考慮して,基地局の配置をどのような設置政策を用いて行うとよいか,という問題を扱う.ここでは,基地局をひとつずつ配置していく逐次設置政策を考え,山形市を例に,本文で提示する比較的簡単なアルゴリズムにより人口密度に従って基地局を配置することをシミュレーションした例を紹介する.さらに,シミュレーションした配置について,サービス品質や基地局ごとの負荷という観点から,近接基地局間の影響を考慮する場合と考慮しない場合の2つの場合の呼損率や基地局の帰属ユーザ数を算出し評価する.
- 2002-05-10
著者
-
高橋 美佐
高崎経済大学地域政策学部
-
山田 孝子
電気通信大学大学院情報システム学研究科
-
高橋 美佐
山形大学大学院ベンチャー・ビジネス・ラボラトリー
-
高橋 幸雄
廿東京工業大学大学院情報理工学研究科数理・計算科学専攻
-
高橋 美佐
高崎経済大学
関連論文
- 固定小数点演算を用いたカオスの生成と非線形量子化観測
- ユーザー人口の偏在を考慮したIMT-2000システムの基地局配置方策について
- 三鷹市におけるSOHO事業者のコミュニティとそれを創成するコーディネーター
- 2-A-2 業種別商業集積に基づく中心市街地の買い物回遊モデル(都市・地域(4))
- 2-D-7 公開データに基づく企業社会貢献活動の特徴把握と分類(経営関連モデル(2))
- 2-C-7 地形を考慮したオリエンテーリングのルート探索の検討(公共関連(1))
- 公開データを用いた企業社会貢献活動の定量的特徴抽出法(マーケティングほか)
- 移動体通信における性能評価のための都市空間を考慮した歩行モデルの構築(情報・通信(1))
- P2Pシステムにおけるユーザ行動が性能に与える影響について(情報・通信(1))
- 広告媒体利用分析と広告効率性について : コンパクトカーを例として(AHP・DEA)
- 移動通信網におけるDecomposition法による呼損率の近似精度に対するユーザー偏在の影響(待ち行列(1))
- 移動通信網における呼損率の近似精度に対するユーザー偏在の影響(新しいトラヒックモデルと性能評価及び一般)
- ユーザー人口の偏在を考慮したIMT-2000システムの基地局配置方策について
- 携帯電話網における地域形状を考慮した基地局の配置方策について (新しいトラヒックモデルと性能評価、及び一般)
- 双方向歩行者により構成される直線上のアドホック・ネットワークにおける通信可能継続時間の解析(ユビキタス時代のNWシステム・サービス,シームレス通信サービス,一般)
- 1-E-8 双方向歩行者により構成されるアドホック・ネットワークにおける通信可能継続時間の近似解析(情報・通信)
- 一方向歩行者により構成されるアドホック・ネットワークにおける通信可能・不能持続時間分布(待ち行列・予測)
- 神流湖周辺の地域づくりにおける政策的課題 その2
- 神流湖周辺の地域づくりにおける政策的課題 その1