高精度なモルフォロジー的円盤構成要素の構成手法
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概要
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モルフォロジー演算は並列操作をハードウェアで容易に実現できるので、エッジ抽出や骨格化や形状分解等の画像処理の様々な分野で幅広く応用されている。それらの応用において、構造要素が回転不変性を有することが望まれている。円盤構成要素はその回転不変性を本質に持つため、よく使われている。円盤構成要素は非繰返し型と繰返し型の二種類がある。モルフォロジー的操作をサポートする並列コンピュータは構造要素の大きさの制限があるので、非繰返し型円盤構成要素は並列操作に向かない。繰返し型円盤構成要素は回転不変性が良くなく、しかも、その半径は偶正整数しかとれない。本稿では任意の正整数半径がとれる高精度な繰返し型円盤構成要素を与える。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1997-03-06
著者
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